債券

目次

  利息 償還差益 売買益
利付債 20%源泉分離課税 雑所得 非課税
割引債   18%源泉分離課税 非課税

好景気(円安)→金利の上昇→金利の低い債券が売られる→債券価格が下がる→額面との差(利回り)が上がる 不景気(円高)→金利の低下→金利の高い債券は売られなくなる→債券価格が上がる→利回りが下がる。

債券は、どうやら財務省が管理しているようで、個人向け国債のページをみれば全てわかってしまうのではないでしょうか。 このページに、シュミレータがあるので、どのくらい稼げるか見たい人はクリックしてみるといいかもしれません。(ちなみに10年変動で100万円買うと10年後は1950円の利子がついているようです。)

見ればわかりますが、個人向けは3年固定、5年固定、10年変動の三種類があり、3年は毎月、5,10年は年4回と発行される回数が決まっているので、買いたいときに変えるというわけではないので注意します。

最低購入価格は1万円から、中途換金は3年と10年が1年以降、5年が2年以降でできます。ただし、3年と10年は過去2回分の利子相当×0.8、5年は過去4回分の利子相当×0.8がとられます。

私が調べた限り、新発債券はほぼ額面100円の利付債です。既発債券(主として海外債券)が割引債(もちろん利率もつくものもある)になっているように思えます。

利回り計算 表面利率+(額面金額-購入価格/期限)×100/購入価格

応募者利回り:最初から最後まで持ってた場合の利回り

最終利回り:途中で買って最後まで持ってた場合の利回り

所有期間利回り:最初に買って途中で売ったor途中で買って途中で売った場合の利回り

何利回りだろうが、計算の式は一緒です。表面利率というのは別名クーポンと言われています。

額面金額は日本のなら通常100円(海外は不明)、購入価格は銘柄によって高かったり低かったりします。
額面金額と購入価格が同じことをパー、額面>購入のときをアンダーパー、額面<購入のことをオーバーパーと呼んでます。
アンダーパーであったとしても、クーポンがそれを上回るくらいついていれば結果として高利回りの商品ということになります。

発行体 国際復興開発銀行(世界銀行)
格付け ※ AAA(S&P)、Aaa(ムーディーズ)、AAA(フィッチ)
起債通貨 南アフリカ・ランド
価格 額面金額の100.76%
利率(税引前) 年 7.05%(南アフリカ・ランドベース)
参考利回り(税引前) 年 6.70%(南アフリカ・ランドベース)
利払日 毎月10日(年12回)
残存期間 約2年8ヶ月
償還日 2013年9月10日(火)
受渡日 約定日の3営業日後
販売単位 50,000南ア・ランド以上、50,000南ア・ランド単位での販売 ※(参考)50,000南ア・ランド=約63万円 (1南ア・ランド=12.30円の場合、為替スプレッド考慮済み) (価格= 100.76 %の場合) ※ 本債券は既発債券であり、ご購入に際しては経過利子相当額の払込みが必要になります。

さて、私も買ったことがないので何とも言えませんが、購入に際して経過利子相当の払い込みが必要とは・・・。

それをさておき、さっきの式に無理やりにでも代入してみようと思います。

表面利率が7.05%、額面金額が100ランド、購入価格が100.76ランド、残存期間が2年8か月、なので、
7.05+(100-100.76/2.67)×100/100.76=6.77%
参考利回りと全く一緒でないのは気にしないでください。

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