金融資産の運用
目次
- 金融資産の運用
- コメント
アセットアロケーション | 金融資産の組み合わせのこと |
ポートフォリオ | 金融資産の組み合わせのこと |
投資収益率 | (インカムゲイン+キャピタルゲイン)×100/投資金額 |
期待収益率 | 複数の証券を組み合わせた場合の投資収益率 |
あえて、アセットアロケーションとポートフォリオを同じ説明にしましたが、この2つの用語は意味こそ同じも内容が微妙に違うらしい。 調べたところ、アセットアロケーションは、金融資産の組み合わせの比率のこと(株10%、債券80%、投資信託10%)で、ポートフォリオは、金融資産個別銘柄も含めた組み合わせのこと(ソニー株と3年国債と新興国ファンド・・・)のようです。
ポートフォリオ運用の目的は、リスクをできるだけ軽減(海外と国内、債権と株式のように相反する挙動のものを入れる)したうえで、リターンを追求することにあります。
投資収益率は、銀行の利回りと同じで、投資金額に対してどれくらいの収益が得られたか、利息そのものです。
期待収益率は、投資収益率の期待値で、株A(30%・投資収益率2%)、株B(70%・投資収益率1%)だとして、0.3×0.02+0.7×0.01=0.013が期待収益率になります。要は年利1.3%の金融資産とでもいいましょうか。 これに投資収益率が2%とか1%とかになる確率ってのを加えると、式がすごく長くなります。 0.013×(2%と1%になる確率)+(3%と1%の時の収益率)×(3%と1%になる確率)+・・・。(以下省略)
TTS | 円を外貨に換えるときのレート |
TTB | 外貨を円に換えるときのレート |
デリバティブ | 詳細 |
先物取引 | 将来、予め定めた価格で売買することを契約しておく取引 |
オプション取引 | 将来、予め定めた価格で売買できる権利を売買する取引 |
スワップ取引 | 等価のキャッシュフローを交換する取引 |
外国為替証拠金取引(FX) | 証拠金を担保として、手持ち資産以上の取引ができる |
円をドルにしたりといった為替取引は、今1ドル100円だからといって100円を1ドルに換えることはできません。手数料が取られます。 円を外貨に換えるときは、1ドル100円であったとしても、1ドル102円(この上乗せされたレートがTTS)が交換レートなので、102円持ってなければ1ドルには交換できません。 TTSとかTTBとかどっちがどっちだかわからなくなりそうですが、Sはsell(売る)だから円を売る、BはBuy(買う)だから円を買うだとか適当に覚えましょう。
続いて、デリバティブですが、目的は、基本的にはリスクの軽減です。 先物とオプションは似ていますが、そのものを売買か権利を売買かで異なりますので注意します。 コールオプションは、原資産を将来のある時期に特定の価格で買う権利、プットオプションは逆で売る権利です。参考:オプション取引道場 スワップ取引には金利スワップと通貨スワップがあって、金利スワップは固定金利と変動金利を、通貨スワップは外貨と円との交換と覚えましょう。
リスク管理
コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。
- << 前のページ
- 次のページ >>