係数表の使い方

目次

係数 内容
終価係数 現在の額から将来の額を求める時に用いる係数
現価係数 将来の額を現在の額に引き直す時に用いる係数
資本回収係数 現在手元にある元本を複利運用しながら一定期間で取り崩していく場合、毎年いくら受け取ることができるかを求める際に利用する係数
年金現価係数 一定期間にわたり複利運用をしながら毎年一定金額を受け取るためには、現在手元にいくらあればよいのかを求める際に利用する係数
年金終価係数 複利運用しながら一定金額を毎年積み立てた場合、一定期間後にいくらになるかを求める際に利用するする係数。
減債基金(ゲンサイキキン)係数 一定期間後に一定金額を得るためには、毎年複利運用でどれだけ積み立てればよいかを求める際に利用する係数

最初の難関といっていいのではないだろうか。。。(初めて見たときは何が何だかわからなかったなぁ。)

終価係数と現価係数は、普通に銀行に貯金する感覚なので覚えやすいと思います。
たとえば、銀行に100万円貯金、年利は2%だった、さて10年後にはいくらになってる?
これは、将来のことなので終価係数を使って、100万円×1.219(終価係数:年利2%・10年後の数値)で求まります。

現価係数は、10年後に100万円にするには今いくら必要?っていう今の必要額を求めるのに使います。

問題は他4つなんですが、暗記力のない人の覚え方として、年金のつく2つの係数を覚えて、あとの2つは感覚でってのをお勧めします。

具体的には~、年金現価係数は、”毎月100万円受け取るには、今いくら必要?”くらいを覚える(注:100万円の部分はいろんな金額が入ります)。なんか年金っぽいですよね。

年金終価係数は、”毎月100万円積み立てると、いくらになる?”くらい覚える。

資本回収と減債基金はこの2つの逆パターンなんで、100万円となっているところに”はてなまーく”をいれて、いくらのところに具体的な金額をぶち込んだパターンというわけ。

どっちがどっちの逆だかわからない?資本回収はそのまんまなんで、積み立てたあと回収という意味になる年金終価係数の逆ってわかりますね。
今1000万円あったら、運用して増やしたとして、毎月いくらずつ受け取る(回収する)ことができる?という感じ。

生活設計と資金計画

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